小山いと子(読み)コヤマイトコ

デジタル大辞泉 「小山いと子」の意味・読み・例文・類語

こやま‐いとこ【小山いと子】

[1901~1989]小説家高知の生まれ。本名、池本イト。犯罪社会問題を扱った大衆小説女性視点で描いた。「執行猶予」で直木賞受賞。他に「海門橋」「ダム・サイト」「皇后さま」など。

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20世紀日本人名事典 「小山いと子」の解説

小山 いと子
コヤマ イトコ

昭和期の小説家



生年
明治34(1901)年7月13日

没年
平成1(1989)年7月25日

出生地
高知県高知市

旧姓(旧名)
池本

学歴〔年〕
九州高女〔大正8年〕卒

主な受賞名〔年〕
直木賞(第23回)〔昭和25年〕「執行猶予」

経歴
昭和3年雑誌「火の鳥」の創刊に参加。8年「婦人公論懸賞に「海門橋」が当選して文壇デビュー。戦後の25年「執行猶予」で直木賞受賞。ほかに「ダムサイト」「皇后さま」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山いと子」の解説

小山いと子 こやま-いとこ

1901-1989 昭和時代の小説家。
明治34年7月13日生まれ。昭和8年「海門橋」が「婦人公論」懸賞小説に当選。25年「執行猶予」で直木賞を受賞。34年「ダム・サイト」をかき,事実文学をめぐる論争をひきおこした。平成元年7月25日死去。88歳。高知県出身。九州高女卒。本名は池本イト。作品はほかに「皇后さま」「海は満つることなし」など。

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367日誕生日大事典 「小山いと子」の解説

小山 いと子 (こやま いとこ)

生年月日:1901年7月13日
昭和時代の小説家
1989年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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