知恵蔵 「文化庁メディア芸術祭賞」の解説 文化庁メディア芸術祭賞 1997年に文化庁が制定。公募によってアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門においてそれぞれ大賞と優秀賞を選び出している。手塚治虫文化賞と並び、出版社のひも付きでない数少ない賞として、マンガ部門は特に注目度が高い。06年度のマンガ部門の大賞はかわぐちかいじ『太陽の黙示録』(小学館)、優秀賞がよしながふみ『大奥』(白泉社)、森下裕美『大阪ハムレット』(双葉社)、今市子『百鬼夜行抄』(朝日ソノラマ)、あずまきよひこ『よつばと!』(メディアワークス)の4作品。奨励賞が筑濱カズコ『SHIRITORI』。06年度の選考メンバーは主査のモンキー・パンチを座長格に、石坂啓、さいとう・たかを、藤本由香里、わたなべまさこの5人。主なマンガ賞としてはこのほか、講談社漫画賞、小学館漫画賞などがある。 (鈴木繁 朝日新聞記者 / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by