文史・伝記(読み)しるしぶみ

精選版 日本国語大辞典 「文史・伝記」の意味・読み・例文・類語

しるし‐ぶみ【文史・伝記】

〘名〙
記録。また、文書。書きつけ。
書紀(720)宣化四年一一月(寛文版訓)「皇后の崩りましし年、伝記(シルシフミ)に載することなし」
文章歴史。文学と史学。特に、中国聖賢の書をいう。
※書紀(720)敏達即位前(寛文版訓)「天皇、仏の法(のり)を信(う)けたまはずして、文史(シルシフミ)を愛(よみ)したまふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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