文象花崗岩(読み)ぶんしょうかこうがん(その他表記)graphic granite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「文象花崗岩」の意味・わかりやすい解説

文象花崗岩
ぶんしょうかこうがん
graphic granite

カリ長石石英結晶が互いに交差して成長し,外見が字を書き連ねたような模様に見える花崗岩。模様が大変小さい場合は微文象花崗岩という。このような構造は終末期のマグマが共融関係のもとで固結するときに生じるという説がある。ペグマタイトに模式的に発達するのでペグマタイト構造ともいわれる。

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岩石学辞典 「文象花崗岩」の解説

文象花崗岩

花崗岩や花崗岩ペグマタイトで,石英とカリ長石粗粒連晶として文象構造を示すもの[Brongniart : 1813].石英と長石は同時に晶出したか,長石の塊が石英によって選択的に置換されたと考えられる.

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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