もんしょうかこうがん
文象花崗岩
graphic granite
アルカリ長石(ときには斜長石)と石英との文象連晶を特徴とする花崗岩。微文象連晶の場合には微文象花崗岩という。J.Hutton(1788)がこの岩石の記載をしているが,M.Patrin(1791)が初めてpierrée graphique(岩石の文象状構造の意)という名称を用いた。ペグマタイトがその典型例。
執筆者:青木 斌
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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文象花崗岩
ぶんしょうかこうがん
graphic granite
カリ長石と石英の結晶が互いに交差して成長し,外見が字を書き連ねたような模様に見える花崗岩。模様が大変小さい場合は微文象花崗岩という。このような構造は終末期のマグマが共融関係のもとで固結するときに生じるという説がある。ペグマタイトに模式的に発達するのでペグマタイト構造ともいわれる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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岩石学辞典
「文象花崗岩」の解説
文象花崗岩
花崗岩や花崗岩ペグマタイトで,石英とカリ長石が粗粒の連晶として文象構造を示すもの[Brongniart : 1813].石英と長石は同時に晶出したか,長石の塊が石英によって選択的に置換されたと考えられる.
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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