斎時(読み)さいじ

精選版 日本国語大辞典 「斎時」の意味・読み・例文・類語

さい‐じ【斎時】

〘名〙 仏語斎食(さいじき)を食べる時。食事をとる正しい時。正午を過ぎてからは食事をしないと定められていた。
日本往生極楽記(983‐987頃)無空「弟子等曰、終日不食、勤粥何、師曰、斎時已過、命終亦近、何可破乎」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「斎時」の読み・字形・画数・意味

【斎時】さいじ

法会の食事。

字通「斎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android