20世紀日本人名事典 「斎藤もと」の解説 斎藤 もとサイトウ モト 昭和期の実業家 料亭「さいとう」経営者。 生年明治39(1906)年5月1日 没年平成1(1989)年6月11日 出生地静岡県浜松市 経歴東京で芸者になり、後に料亭を開き、戦時中上海で「クイーン飯店」を経営して有名になる。戦後の昭和28年に日本料理の海外普及を目ざし渡米。30年ニューヨークに「サイトー・レストラン」を開店し、今日の日本食ブームの先がけとなる成功をおさめた。その後、東京・香港・ニューヨークと店を広げ、ロックフェーラー家や各国の大使、公使などにも人脈を持つ。60年帰国。63年「ニューヨークの鯉のぼり―海を渡った明治女の一代記」を出版。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤もと」の解説 斎藤もと さいとう-もと 1906-1989 昭和時代の実業家。明治39年5月1日生まれ。東京で芸者になり,のち料亭をひらいた。戦時中は上海で日本料理店「クイーン飯店」を,戦後は東京で料亭「なごや」(のち「さいとう」)を経営。昭和32年ニューヨークに「サイトー・レストラン」を開店,42年香港にも出店した。平成元年6月13日死去。83歳。静岡県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by