20世紀日本人名事典 「斎藤元宏」の解説 斎藤 元宏サイトウ モトヒロ 明治・大正期の陸軍歩兵中尉 生年明治20(1887)年10月10日 没年大正5(1916)年6月 出生地山形県飽海郡南平田村 学歴〔年〕陸士〔明治42年〕卒,陸大〔大正4年〕中退 経歴明治42年陸軍歩兵少尉を経て、中尉となる。この間、第26連隊付から第52連隊付に転じ朝鮮警備を務めた。大正2年陸軍大学校に入学したが、川島浪速らの満蒙独立運動の計画を知り、4年卒業間近の大学校を無断退学して満州(中国東北部)に渡り川島らの計画に参加する。5年6月下旬、参謀として出発した直後に敵に襲われ索倫山中で戦死した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤元宏」の解説 斎藤元宏 さいとう-もとひろ 1887-1916 明治-大正時代の軍人。明治20年10月10日生まれ。陸軍歩兵中尉。川島浪速(なにわ)らの満蒙独立運動の計画を知り,大正4年陸軍大学校を無断退学。満州(中国東北部)で川島らの計画に参加。5年6月下旬参謀として出発した直後に敵におそわれ戦死。30歳。山形県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by