斑が切れる(読み)ふがきれる

精選版 日本国語大辞典 「斑が切れる」の意味・読み・例文・類語

ふ【斑】 が 切(き)れる

  1. 鼈甲黒斑にはっきりした切れ目がつく。
    1. [初出の実例]「いいこふ(鼈甲)だが、おしむらくは少しふがきれるといいぶんはねへ」(出典:洒落本・大通契語(1800))
  2. けじめがつく。また、ふん切りがつく。
    1. [初出の実例]「もののけっちゃくせぬ事を、ふがきれねへといいやす」(出典:洒落本・古契三娼(1787))
  3. 言動がはっきりしている。きちんとしている。
    1. [初出の実例]「百姓には譜(フ)の切れた、もの馴れた口振である」(出典南小泉村(1907‐09)〈真山青果〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む