斑葉(読み)イサハ

精選版 日本国語大辞典 「斑葉」の意味・読み・例文・類語

いさ‐は【斑葉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 草木の葉の表面に、白、黄、赤など色の異なった斑点、線紋などがあるもの。斑(ふ)入りの原因には葉緑素発達不全の場合と、表皮が葉肉からはがれてその間に気泡があることによる場合とがある。特に観葉植物として珍重されるものもある。一一代将軍徳川家斉の好みによって流行したという。ふいり。ふいりば。
    1. [初出の実例]「柾木のいさ葉一本有り。珍らしからざる柾木ながら、其頃いさ葉の流行はじめなれば」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)三)
  3. ごましお頭のたとえ。
    1. [初出の実例]「奥家老髪は時行のいさ葉也」(出典:雑俳・柳多留‐二八(1799))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む