斜交(読み)はすかい

精選版 日本国語大辞典 「斜交」の意味・読み・例文・類語

はす‐かい‥かひ【斜交】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はすがい」とも )
  2. ななめ。はす。〔詞葉新雅(1792)〕
  3. ななめに交わっている様子
    1. [初出の実例]「皆は両腕をはすがひに深く懐につっこんで」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉八)

はすっ‐かい‥かひ【斜交】

  1. 〘 名詞 〙 「はすかい(斜交)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「すんなりとした膝を斜(ハス)っかひに火鉢に寄せて」(出典日本橋(1914)〈泉鏡花三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む