断続(読み)だんぞく

精選版 日本国語大辞典 「断続」の意味・読み・例文・類語

だん‐ぞく【断続】

〘名〙 切れたりつづいたりすること。
性霊集‐六(835頃)奉為桓武皇帝講太上御書金字法花達「鐘磬一響、讚唄断続」
※黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉一「協志社を出てのちも、英書には断続(ダンゾク)親しむで居たので」 〔唐太宗‐望送魏徴葬詩〕

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デジタル大辞泉 「断続」の意味・読み・例文・類語

だん‐ぞく【断続】

[名](スル)時々とぎれながら続くこと。「強い雨断続して降る」「断続的に聞こえる」

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普及版 字通 「断続」の読み・字形・画数・意味

【断続】だんぞく

とだえ、また続く。唐・太宗〔魏徴の葬を望送す〕詩 哀笳、時に斷續し 悲旌、乍(たちま)ち舒卷(じよくわん)す として、何ぞ極まらん 浪浪(らうらう)として、しく(お)つ

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