新ヶ谷村(読み)しんがやむら

日本歴史地名大系 「新ヶ谷村」の解説

新ヶ谷村
しんがやむら

[現在地名]坂戸市新ヶ谷

上吉田かみよしだ村の北西北東流する高麗こま川左岸にある。北は越辺おつぺ川を境として比企郡田木たぎ(現東松山市)。北東部でくず川が高麗川合流、さらに同川が北東へ流れて越辺川に注ぐ。入間いるま入西につさい領に属した(風土記稿)。田園簿にはしん村とあり田二石余・畑二八石余。旗本石野領。正保三年(一六四六)の古水帳(宮島家文書)によると田畑合せて九町四反余。元文五年(一七四〇)の村明細帳(同文書)によると高三〇石余、反別は田四反余・畑八町三反余で水損場。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android