新共和国連合(読み)しんきょうわこくれんごう

百科事典マイペディア 「新共和国連合」の意味・わかりやすい解説

新共和国連合【しんきょうわこくれんごう】

フランス政党(略称UNR)。1958年ド・ゴール支持派を結集して創立。1958年,1960年の総選挙で第1党,以後第五共和政支柱となった。1962年労働民主連合(1958年創立,略称UDT)と合同,1968年共和国民主連合(略称UDR)を結成,1976年共和国連合(略称RPD)に改編
→関連項目フランスフランス国民連合

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世界大百科事典(旧版)内の新共和国連合の言及

【第五共和政】より

…新憲法は9月28日国民投票で投票総数の79%の支持を得て承認され,10月4日公布された。また11月に実施された議会選挙では新たに結成されたド・ゴール派の新共和国連合(UNR)が進出して第一党となり,さらに,憲法に基づき権限を強化した大統領の地位にド・ゴールが選出され(12月21日),〈ド・ゴールの共和国〉とも呼ばれた体制が成立したのである。これは旧来の議会における政党中心の政治運営に代わり,大統領を中心にした政府の指導力を強化した体制であり,ド・ゴールは重要な政策決定にあたっては直接国民投票に訴えて信を問う方策を多用した。…

※「新共和国連合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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