新券(読み)シンケン

デジタル大辞泉 「新券」の意味・読み・例文・類語

しん‐けん【新券】

発行されて初めて使われる真新しい紙幣新札
[類語]紙幣札びら札束新札ぴん札

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精選版 日本国語大辞典 「新券」の意味・読み・例文・類語

しん‐けん【新券】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まだ使われていない新しい紙幣。発行されたばかりの紙幣。俗に「ぴん札(さつ)」と呼ぶ。
  3. 中世不動産売買などの際、売手が発給する売券などをいう。特に権利を証明する本券が失われているときに用いる。
    1. [初出の実例]「本証文相そうべしといゑども、しんけんをほん文書にさだめをくなり」(出典:菅浦文書‐応安六年(1373)一二月日・禰阿彌陀仏畠地売券)

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