新劇協会(読み)しんげききょうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新劇協会」の意味・わかりやすい解説

新劇協会
しんげききょうかい

劇団名。芸術座出身の畑中蓼坡 (りょうは) が創立・主宰し,1919年にチェーホフの『ワーニャ伯父さん』などで旗揚げした。翌年,民衆座と改称してメーテルランクの『青い鳥』を本邦初演。やがて岸田国士正宗白鳥戯曲を手がけて独自の路線をしいたが,経営的に行きづまり,26年から一時期文藝春秋社の経営となった。 27年,岩田豊雄 (筆名獅子文六 ) が J.ロマン作『クノック』で演出家としてデビューし,話題を呼んだが,28年6月,中心女優伊沢蘭奢 (らんじゃ) が急死,翌年その追悼公演を最後に解散。畑中は新国劇に入団した。

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