新坂貝塚(読み)しんざかかいづか

日本歴史地名大系 「新坂貝塚」の解説

新坂貝塚
しんざかかいづか

[現在地名]台東区上野桜木一丁目

JR上野駅から日暮里につぽり駅にかけ、JRの線路は大きくカーブしており、この付近では鉄道は標高約一三―一九メートルの上野公園のある台地東端を一部削って敷設された。この辺りの台地上から鶯谷うぐいすだに駅に向かって下りる坂は新坂とよばれた。同坂に近い上野公園北東隅にある新坂貝塚は縄文時代後期と弥生時代後期の複合遺跡で、寛永寺霊園内には貝殻散布がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む