コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

新宮涼庭 しんぐう りょうてい

美術人名辞典の解説

新宮涼庭

江戸後期の医学者・儒者。丹後生。名は碩、駆豎斎・鬼国山人・順正主人と号する。伯父有馬涼築に漢方医を学ぶ。のち蘭方医を志し、蘭医フェールケ=バティにつき洋方を習得。東山に順正書院を造り、多くの医生を教育する。安政元年(1854)歿、68才。

出典|(株)思文閣美術人名辞典について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新宮涼庭
しんぐうりょうてい

[生]天明7(1787).丹後
[没]嘉永7(1854).1.9. 京都
江戸時代後期の蘭方医,儒者。名は碩,号は駆竪斎または鬼国山人。初め漢方を学んだが,文化 10 (1813) 年長崎に出て蘭学および蘭方を学ぶ。文政2 (19) 年京都で開業しながら儒学を学び,天保 10 (39) 年南禅寺に学塾順正書院を設け,医学を教授するほか,毎月儒者を招いて一般の無料聴講を許した。南部藩の求めに応じて財政立直しのために著わした『破レ家ノツヅクリ話』は経済編,政事編,吏術編から成り,彼が一流の経済人でもあったことを示している。著書はほかに『西遊日記』『窮理外科則』など。伝記に『鬼国先生言行録』がある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

荒らげる

[動ガ下一][文]あらら・ぐ[ガ下二]声や態度などを荒くする。荒々しくする。「言葉を―・げる」[補説]文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「声をあららげる」を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android