新屋坐天照御魂神社(読み)にいやにますあまてるみたまじんじや

日本歴史地名大系 「新屋坐天照御魂神社」の解説

新屋坐天照御魂神社
にいやにますあまてるみたまじんじや

[現在地名]茨木市西福井三丁目

「延喜式」神名帳島下しましも郡の「新屋坐天照御魂神社三座」のうちの一座と伝え(→天照御魂神社祭神は天照皇御魂大神・天照国照天彦火明大神。旧郷社。社伝によると崇神天皇の時、天照御魂神が当地に降臨したので、伊香色雄命に勅して祀らせたのが当社だという。その後、景行天皇二〇年には皇女五百野媛をもって祀らせ、神功皇后の三韓出兵の折には新屋川原で禊をして当社を祀り、凱旋後は天照御魂神の荒魂と幸魂とを西の川上と東の川下との辺に祀った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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