日本歴史地名大系 「新撰陸奥風土記」の解説 新撰陸奥風土記しんせんむつふどき 一〇巻 保田光則著成立 万延一〇年写本 宮城県図書館・国会図書館ほか解説 仙台藩の国学者である著者が主として「観蹟聞老志」を参考としながら、他の資料や心当りの者たちに尋ねて著した地誌。仙台藩領を中心に陸奥国の沿革・郷考から、地理・風俗・気候・番所・産物・要害・寺社・人物・方言などまで六〇項目余に分けて記述。前掲聞老志や「封内風土記」が漢文であったのに対し、「漢書学びせざる人」も読めるようにと和文体で書かれている。活字本 青葉文庫叢書一 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by