新法師村
しんぼうしむら
[現在地名]岩木町新法師
岩木山の東南麓、標高一四〇メートルくらいの山間部に位置する。東南は高館山(二三三・八メートル)、西は新法師長根(約一四六メートル)、北は作り坂の丘陵地に囲まれた新法師平の盆地で、百沢道が東西に貫く。東は宮地村、北西は高岡、西は百沢村、南は国吉村(現弘前市飛地)に接する。
天文年間(一五三二―五五)の津軽郡中名字に「新坊寺」と記される。「岩木町誌」によれば、村名の由来については二説ある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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