デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新納中三」の解説 新納中三 にいろ-なかぞう 1832-1889 幕末の武士。天保(てんぽう)3年4月15日生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩の重臣。慶応元年大目付となり,石垣鋭之助の変名で藩留学生をひきいてヨーロッパ各国を視察。帰国後家老となり,開成所,外交事務をつかさどる。維新後は判事,大島島司などをつとめた。明治22年12月10日死去。58歳。字(あざな)は久脩。通称は刑部。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by