新組(読み)シングミ

デジタル大辞泉 「新組」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぐみ【新組(み)】

印刷で、版を新たに組むこと。また、その版。

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精選版 日本国語大辞典 「新組」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぐみ【新組】

  1. 〘 名詞 〙 新しく組むこと。また、新しく組まれたもの。
  2. 新しく組織された集団。特に、江戸幕府鉄砲百人組のうちで、甲賀組伊賀組根来組よりのちの創設にかかる二十五騎組をいうことが多い。
  3. 三味線組歌(くみうた)の作曲年代による分類用語。新しく作られた組歌。
    1. [初出の実例]「四伝 枩むし 五伝 浅黄 六伝 茶碗 此三曲を新組(シングミ)といふ」(出典歌謡・松の葉(1703)秘曲相伝之次第)
  4. 印刷で、古い紙型(しけい)や組版を使わないで、全く新しく版を組むこと。また、追加の原稿を受け入れてその部分だけ、新しく版を組むこと。

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