日本歴史地名大系 「方地村」の解説 方地村ほうじむら 鳥取県:東伯郡東郷町方地村[現在地名]東郷町方地漆原(うるしばら)村の南西、舎人(とねり)川の中流に位置する。集落は字屋敷(やしき)・馬場(ばば)・二(に)ノ馬場(ばば)などにあり、馬場・二ノ馬場には中世の土豪の館跡があったとみられる。付近の字大成(おおなる)(大成ル)は享和三年(一八〇三)に新田として把握されたという(藩史)。拝領高三九九石余。香河(香川)氏・箕浦氏の給地があった(給人所付帳)。宝暦三年(一七五三)頃の河村郡村々明細帳(近藤家文書)によると朱高四三五石余、高四四一石余、うち畑高三九石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by