旌節(読み)せいせつ

精選版 日本国語大辞典 「旌節」の意味・読み・例文・類語

せい‐せつ【旌節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 使者が持って行く旗じるし。
    1. [初出の実例]「折節は骨節を折て傴僂した様など云義もあり、又は旌節を倒折する心ぢゃと云ぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
    2. [その他の文献]〔周礼‐地官掌節〕
  3. 節操を他に示すこと。〔広益熟字典(1874)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旌節」の読み・字形・画数・意味

【旌節】せいせつ

使者がもつはた。〔周礼秋官、小行人〕路には旌を用ひ、門關には符を用ひ、鄙には管を用ふ。皆竹を以て之れを爲(つく)る。

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