デジタル大辞泉 「骨節」の意味・読み・例文・類語 ほね‐ぶし【骨節】 「ほねっぷし」に同じ。「―の痛んで寝られなえ晩なんか」〈芥川・一塊の土〉 こっ‐せつ【骨節】 骨のつがい。関節。ほねぶし。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「骨節」の意味・読み・例文・類語 ほねっ‐ぷし【骨節】 〘 名詞 〙 ( 「ほねぶし」の変化した語 )① =ほねぶし(骨節)①② 困難に屈しないで貫き通す強い意志。気骨(きこつ)。ほねぶし。[初出の実例]「骨節(ホネップシ)のある奴ア迚も辛抱が出来ねヱや」(出典:老車夫(1898)〈内田魯庵〉) ほね‐ぶし【骨節】 〘 名詞 〙① 骨の関節。こっせつ。ほねっぷし。[初出の実例]「毛孔の汗。骨節(ホネフシ)の油」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉八)② =ほねっぷし(骨節)② こっ‐せつ【骨節】 〘 名詞 〙 骨の関節。ほねぶし。骨のつがい。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「これより生物の軟体にして骨節なきものを査究せしが」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)[その他の文献]〔史記‐孔子世家〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例