日光湯元[温泉](読み)にっこうゆもと

百科事典マイペディア 「日光湯元[温泉]」の意味・わかりやすい解説

日光湯元[温泉]【にっこうゆもと】

栃木県日光市,湯ノ湖北岸にわく温泉硫黄泉。48〜78℃。日光を開いた勝道発見と伝え,江戸時代には9つの湯があった。白根山東麓,標高1480mの地で,奥日光観光の中心スキースケート,釣の適地。日光駅からバス
→関連項目奥日光日光国立公園湯ノ湖

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世界大百科事典(旧版)内の日光湯元[温泉]の言及

【日光】より

…西の小田代ガ原,北の三岳山麓の蓼(たて)ノ湖,涸沼なども戦場ヶ原と同じように日光火山群による堰止湖が埋積し湿地化したものである。白根山東麓の湯ノ湖北岸には,勝道発見と伝えられ,近世までは中禅寺別当の支配・管理下にあった日光湯元温泉(硫黄泉,45~73℃)がある。近くには湯元スキー場があり,1965年金精(こんせい)峠下をトンネルで抜けて群馬県利根郡片品(かたしな)村の菅沼と結ぶ金精道路の開通により,奥日光の観光拠点として発展した。…

※「日光湯元[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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