ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「湯元温泉」の意味・わかりやすい解説 湯元温泉ゆもとおんせん 別称日光湯元温泉。栃木県北西部,日光市の中禅寺湖北方にある温泉。湯ノ湖の北岸に位置し,白根山,温泉ヶ岳,三岳などに囲まれている。延暦1 (782) 年二荒山 (男体山・補陀落山) 開基の勝道上人の発見と伝えられ,明治初期まで女人禁制であった。泉質は硫黄泉。泉温 55~76℃。白根山,金精山などへの登山,ハイキング,スキーの基地。国民保養温泉地に指定。温泉神社は重要文化財。金精峠越えの観光道路ができて急速に発展した。日光国立公園に属する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by