日切り(読み)ヒギリ

デジタル大辞泉 「日切り」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぎり【日切り/日限り】

約束・契約などの日数を限ること。また、その限られた日数や、その最後の日。にちげん。「―で注文を出す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日切り」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぎり【日切・日限】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 約束・契約などの日数を限ること。また、その限られた日数や、その最後の日。にちげん。期限。
    1. [初出の実例]「トリタルモノヲ カエサズンバ キュウセンニ ヲヨブベキト サダメタル サンジュウサンニチノ figuiri(ヒギリ)」(出典:羅葡日辞書(1595))
  3. 江戸時代、兵庫・下関小倉などの主要港にあった飛脚小早の一種。帆と櫓を併用する。特に日数を限って契約し、日和にかまわず旅客を運ぶところからの名。→飛脚船(ひきゃくぶね)。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む