日向高屋山上陵(読み)ひゆうがたかやさんじようりよう

日本歴史地名大系 「日向高屋山上陵」の解説

日向高屋山上陵
ひゆうがたかやさんじようりよう

古代の神話に登場するヒコホホデミの墓で、明治政府によって現溝辺町麓の神割岡ふもとのかみわりおかに治定された。「延喜式」諸陵寮に日向えの山陵(日向可愛之山陵)・日向吾平あいら山上陵と並んで「日向高屋山上陵 彦火火出見尊、在日向国、無陵戸」と記される。「日本書紀」神代下にはヒコホホデミの陵として同じ陵名が記される。「古事記」にもヒコホホデミの陵の記述があり(他の二陵については記述なし)、「日子穂穂手見命は、高千穂の宮に伍佰捌拾歳坐しき。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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