日本ケミコン(読み)にっぽんケミコン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本ケミコン」の意味・わかりやすい解説

日本ケミコン
にっぽんケミコン

コンデンサ専業メーカー。アルミ電解コンデンサで首位に立つ。 1931年創業の日本初の電解蓄電器メーカー,佐藤電機工業所を前身に,47年日本ケミカルコンデンサーとして設立。 81年現社名変更一貫生産体制と,70年以降積極的に進めた海外生産体制により好採算を維持してきた。情報通信関連が順調に伸びており,今後も部品メーカー買収などにより拡充をはかる。 99年 10月子会社のケーデーケー (KDK) を吸収合併。売上構成比は,コンデンサ 75%,複合商品8%,その他 17%。年間売上高 1225億 9400万円 (連結。うち輸出 49%) ,資本金 153億 9800万円,従業員数 1463名 (1999) 。

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百科事典マイペディア 「日本ケミコン」の意味・わかりやすい解説

日本ケミコン[株]【にっぽんケミコン】

アルミ電解コンデンサー首位の大手電解コンデンサーメーカー。1931年佐藤敏雄が電解コンデンサー製造の佐藤電機工業所を創業。1947年日本ケミカルコンデンサーとして設立。日本初の電解コンデンサー商品化で知られる。アルミ箔表面処理から組立てまでの一貫生産を行っている。アルミ電解箔の技術は世界レベル。近年生産拠点の拡充に力を入れており,海外生産比率は50%を超える。1981年現社名に変更。自動車,デジタル家電向けを強化本社東京。2011年資本金178億円,2011年3月期売上高1277億円。2011年3月期売上構成(%)は,コンデンサ94,その他6。海外売上比率75%。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本ケミコン」の解説

日本ケミコン

正式社名「日本ケミコン株式会社」。英文社名「NIPPON CHEMI-CON CORPORATION」。電気機器製造業。昭和6年(1931)前身の「合資会社佐藤電機工業所」設立。同22年(1947)「日本ケミカルコンデンサー株式会社」設立。同38年(1963)「日本ケミカルコンデンサ株式会社」に改称。同56年(1981)現在の社名に変更。本社は東京都品川区大崎。コンデンサーメーカー。アルミ電解コンデンサーのシェアトップクラス。東京証券取引所第1部上場。証券コード6997。

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