日本人文科学学会(読み)にほんじんぶんかがくがっかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本人文科学学会」の意味・わかりやすい解説

日本人文科学学会
にほんじんぶんかがくがっかい

前身は,第2次世界大戦後まもなく文部省の肝いりで発足した人文科学委員会で,経済学歴史学地理学民族学,社会学,宗教学などの社会,人文科学系の研究者によって構成されていた。 1951年文部省から独立し,改めて,日本人文科学学会として民間学術団体を発足させた。この学会の研究成果には『封建遺制』 (1951) ,『社会的緊張の研究』 (53) ,『近代鉱工業と地域社会の展開』 (55) ,『近代産業と地域社会』 (56) ,『佐久間ダム』 (58) ,『ダム建設の社会的影響』 (59) ,『技術革新の社会的影響』 (60) などがあり,『技術革新の社会的影響』の調査後,自然解消した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android