日本対がん協会(読み)にほんたいがんきょうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本対がん協会」の意味・わかりやすい解説

日本対がん協会
にほんたいがんきょうかい

についての正しい知識の普及癌集団検診および健康相談,調査研究の助成医師放射線技師臨床検査技師など専門技術者の育成研修などを事業内容とする財団法人。1958年東京に創立され,癌対策推進運動の母体として全国に支部設置。特に予防面の対策に重点をおき,9月を「がん征圧月間」と定め,全国一斉に啓発運動を行なっている。

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世界大百科事典(旧版)内の日本対がん協会の言及

【癌】より

…日本における組織的対癌活動の歴史は長く,1908年(明治41)に早くも,学,政,財界が一体となって,財団法人癌研究会が設立されている。この中から58年に日本対ガン協会が発展的に独立し,現在各県ごとに支部ができて,癌の予防活動を積極的に行っている。世界各国の対癌協会や癌学会は国際対ガン連合(UICC)をつくり,国際的に協力して癌の予防と研究を進めている。…

※「日本対がん協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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