ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本橋蛎殻町」の意味・わかりやすい解説 日本橋蛎殻町にほんばしかきがらちょう 東京都中央区北東部の地区。隅田川の西岸にあり,江戸時代初期に漁師町として成立。このあたりの地名には小網町,蛎殻町,浜町など,江戸初期までは漁師町であった名残りがある。中央部の水天宮は文政年間 (1818~30) ,旧久留米藩邸内に久留米の水天宮を勧請したのが始りで,明治初期に現地に移り,水難よけ,安産に霊験があるとして参詣者が多い。5の日が縁日。周辺は商業地区。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by