日本氈鹿(読み)ニホンカモシカ

デジタル大辞泉 「日本氈鹿」の意味・読み・例文・類語

にほん‐かもしか【日本×氈鹿】

ウシ科の哺乳類体長1~1.2メートル。体毛はやや長く、白色・茶褐色・黒褐色など。雌雄とも短い角をもつ。草食本州九州などの山地に1頭またはつがいで暮らす。日本特産種で、特別天然記念物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日本氈鹿」の意味・読み・例文・類語

にほん‐かもしか【日本氈鹿】

〘名〙 偶蹄目ウシ科の哺乳類。体長は一〇〇~一二〇センチメートル。角(つの)は雌雄ともにあり、八~一五センチメートルで、後方にゆるやかに曲がる。毛の色は生息地によって異なり、白系統から褐色系統まである。日本の特産種で本州以南の高山帯に生息する。アオシシ、クラシシ、カモシシ、ニク等の呼び名もある。特別天然記念物。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「日本氈鹿」の解説

日本氈鹿 (ニホンカモシカ)

学名Capricornis crispus
動物。ウシ科のカモシカ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android