日本民主青年同盟(読み)にほんみんしゅせいねんどうめい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本民主青年同盟」の意味・わかりやすい解説

日本民主青年同盟
にほんみんしゅせいねんどうめい

日本共産党の下部団体。略称民青あるいは民青同盟。1923年に日本共産主義青年同盟が結成され,第2次世界大戦後に日本青年共産同盟,日本民主青年団と名称を変更,1956年に日本民主青年同盟に改称。高校生,大学生,青年労働者など 15歳から 25歳までの青年が参加する自主的な全国的組織で,日本共産党系全日本学生自治会総連合全学連)の組織母体。青年の生活と権利を守り,日米安全保障条約を撤廃して中立の日本の実現を目指す。規約には,決定に対して個人は組織に,少数は多数に,下級上級に従ってそれを実行すると定められ,日本共産党の導きを受けること,科学的社会主義を学ぶことの重要性を説いている。

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百科事典マイペディア 「日本民主青年同盟」の意味・わかりやすい解説

日本民主青年同盟【にほんみんしゅせいねんどうめい】

略称は民青。日本共産党指導下の大衆的青年組織。1949年設立の日本民主青年団が1956年改称。〈祖国と青年の解放〉をスローガンに,幅広い政治運動・文化運動を展開している。→全学連

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