日本船舶振興会(読み)ニッポンセンパクシンコウカイ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本船舶振興会」の意味・わかりやすい解説

日本船舶振興会
にほんせんぱくしんこうかい

モーターボート競走法うち船舶,海難防止その他の公益事業振興に寄与することを目的として設立された財団法人。 1962年発足。運輸大臣の監督下におかれ,レースによる収益金のなかから一定交付金を受け,これによって運営されている。造船業界,船舶用品業界をはじめ広く公益事業にまで補助金,資金貸付などを行なっている。 96年より呼称を日本財団とした。

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世界大百科事典(旧版)内の日本船舶振興会の言及

【競艇】より

…単勝式は1着を,複勝式は1,2着のいずれかを,連勝単式は1,2着をその着順どおりに1組,連勝複式は1,2着をその着順に関係なしに1組的中させればよい。 競走の運営はモーターボート競走会が行っており,この統括機関が全国モーターボート競走会連合会であり,造船関連事業の振興というモーターボート競走法の目的を達成するために日本船舶振興会がある。競艇選手はモーターボート競走会連合会による1年間の研修期間を経た後,初めて選手として登録されレースにも出場できる。…

※「日本船舶振興会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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