日本製鋼所瑞泉閣(読み)にほんせいこうしよずいせんかく

日本歴史地名大系 「日本製鋼所瑞泉閣」の解説

日本製鋼所瑞泉閣
にほんせいこうしよずいせんかく

[現在地名]室蘭市茶津町

絵鞆(えとも)半島の中央部、茶津(ちやつ)山東麓の濃い緑に包まれた地に位置する。明治四四年(一九一一)当時皇太子であった大正天皇が日本製鋼所を視察する際に建てられた和洋折衷の宿舎。洋館六一坪と日本館九一坪を継合せた建物で、建設費は三万八千余円。設計はフランス人建築家に依頼し、建材も厳選して本州や外国から取寄せ、本州の宮大工を呼んで念入りに造ったという。洋室はイギリスのバッキンガム宮殿を模し、調度品も外国から調達した(以上「新室蘭市史」)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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