デジタル大辞泉
「バッキンガム宮殿」の意味・読み・例文・類語
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精選版 日本国語大辞典
「バッキンガム宮殿」の意味・読み・例文・類語
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バッキンガム宮殿 (バッキンガムきゅうでん)
Buckingham Palace
ロンドンにあるイギリス王室の常住宮殿。元来王宮ではなく,1705年バッキンガム公シェフィールド邸として建設され,61年王室の所有となり,1825年からナッシュにより宮殿に改装され,37年完成。この年以降バッキンガム宮殿と呼ばれ,ビクトリア女王以下歴代国王の常住宮殿となる。池や芝生のある庭をもつ構成には宮殿というより邸宅的要素が残っている。1913年ウェッブAston Webb(1849-1930)により現在の正面部分が作られた。
執筆者:鈴木 博之
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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バッキンガム宮殿
ばっきんがむきゅうでん
Buckingham Palace
ロンドンのウェストミンスター区にあるイギリス王室の宮殿。1703年にバッキンガム公が建てた居館を、1762年にジョージ3世が買い取ったのが起源。1825年ごろジョージ4世の命によりナッシュが大改装を加え、以来バッキンガム宮殿とよばれるようになる。国王・女王のロンドンにおける居住場所としてもっぱら使われるようになったのは、1837年ビクトリア女王の時代からである。内部は公開されていないが、長さ約20メートルの「玉座の間」をはじめ、多数の豪華な部屋がある。毎日午前11時半から行われる衛兵の交代式はロンドンの名物である。宮殿の南側にあるクイーンズ・ギャラリーQueen's Galleryでは王室所蔵の美術品を、同じくロイヤル・ミューズRoyal Mewsでは王室の馬や馬車を見ることができる。
[紅山雪夫]
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「バッキンガム宮殿」の意味・わかりやすい解説
バッキンガム宮殿【バッキンガムきゅうでん】
ロンドンのセント・ジェームズ公園西端にある英国王の宮殿。1703年バッキンガム公が建てた館を1761年にジョージ3世が買いとってから王室の所有となり,増改築を経て1837年のビクトリア女王即位以後,常住王宮となった。庭園や美術品(ローヤルコレクション)も有名。ウェストミンスター・アベーなどとともに1987年世界文化遺産に登録。
→関連項目ウェストミンスター|ロンドン
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バッキンガムきゅうでん【バッキンガム宮殿】
イギリスの首都ロンドンにある同国王室の宮殿。現在、同国女王のエリザベス2世の住まいとなっている。約1万坪の敷地に、宮殿のほか、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館などが配置されている。バッキンガム公ジョン・シェフィールドが1703年に建てたバッキンガムハウスがその前身である。ジョージ4世が1825年にネオクラシック様式の宮殿として改装し、1837年にビクトリア女王が即位とともにこの宮殿に移り住み、以来、イギリス王室の公式の宮殿となった。外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式でも知られる観光名所である。衛兵交代式は、4~7月までは毎日1回、他の月では2日に1回ずつ、午前11時もしくは11時30分(日曜日は10時。大雨の日は中止)に行われる。宮殿内部は、毎夏女王不在の間のみ一般公開される。
出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報
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バッキンガム宮殿
バッキンガムきゅうでん
Buckingham Palace
イギリス国王の宮殿。 1703年にロンドンのセント・ジェームズ公園西端にバッキンガム公爵 J.シェフィールドの館として建てられたバッキンガム・ハウスがその前身。 62年ジョージ3世に買取られて王室の所有となる。 1825年ジョージ4世のとき J.ナッシュらによって改築が始り,37年のビクトリア女王即位以来国王の住居としてバッキンガム宮殿と呼ばれるようになった。その後も E.ブロア (1846) や A.ウェッブ卿 (1913) による増改築が行われた。2万m2の湖を含む 17万 4000m2の大庭園や多数の美術品を蔵するギャラリー,図書館がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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