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日産スタジアム

デジタル大辞泉プラスの解説

日産スタジアム

神奈川県横浜市港北区にあるスポーツ施設。1998年開設。座席数は約7万2300席。Jリーグ横浜F・マリノス」の本拠地。2002年の第17回FIFAワールドカップの決勝戦(ブラジル対ドイツ)が行われた。2005年、施設命名権により「横浜国際総合競技場」から名称変更。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日産スタジアム
にっさんすたじあむ

横浜市港北区小机(こづくえ)にある総合運動競技場。国土交通省(旧建設省)が事業を進める「鶴見川多目的遊水地」の上部を利用して、横浜総合運動公園整備事業の中核施設として建設された。3年9か月をかけて1997年(平成9)10月に竣工(しゅんこう)、翌98年3月にオープンした。オープン時の名称は横浜国際総合競技場。2005年3月より現名称。総工費は約603億円。収容可能人員7万2327は国内最大規模である。天然芝のフィールドは107メートル×72メートル。第1種公認全天候型トラックを併設し、陸上競技、サッカー、アメリカンフットボール、ラグビー、文化芸能イベントなどの開催が可能で、2002年開催のワールドカップ韓国/日本大会決勝戦の会場ともなった。
 フィールドは夏芝・冬芝を併用して整えられており、水はけもよく大雨の後でも水たまりはほとんどできない。また、プレーに支障がないように照明灯が配置されており、フィールド上に選手の影が出にくいようにくふうされている。その明るさは、Jリーグ開催時には1500ルクス(ゴール前は2000ルクス)が確保されている。観客席の4分の3は屋根で覆われており、フィールド上では風の影響を受けにくい。また、両サイドのスタンドには約19メートル×9メートルのスクリーンが設置され、空気圧による自動走行カメラも備え付けられている。
 車椅子(くるまいす)用の観戦席147を常設しており、臨時席も含めると632席が確保できる。スタジアムの周辺環境にも配慮し、屋根や壁には吸音板などを使用し、光が周囲に漏れるのを防ぐために照明は屋根の下に設置されている。フィールド芝への散水は屋根に降った雨水を貯留して使っているほか、トイレ洗浄水や植栽などへの散水は、下水処理場の再生水を利用している。[西村幸祐]

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