下水処理場(読み)ゲスイショリジョウ

百科事典マイペディア 「下水処理場」の意味・わかりやすい解説

下水処理場【げすいしょりじょう】

下水を処理して無害の状態にする所。下水管渠(かんきょ)で送られた下水は,沈砂地での砂礫(されき)や土砂沈殿スクリーンを通しての浮遊物除去を経て第1沈殿池で有機物質や浮遊物質を沈殿分離する(簡易処理)。簡易処理後の水質排出基準に達しない場合は,さらに活性汚泥法か散水濾床(ろしょう)法など微生物利用の処理法や,最終沈殿池でのリン除去を行う。いずれの場合にも塩素消毒後海や川に排出する。東京都では2004年度から水再生センターと改称。→下水道

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む