日本歴史地名大系 「日義村」の解説 日義村ひよしむら 長野県:木曾郡日義村面積:五六・二五平方キロ木曾郡の中心地木曾福島(きそふくしま)町の北東部に隣接する山村で、北は木祖(きそ)村、東は楢川(ならかわ)村と駒(こま)ヶ岳から鳥居(とりい)峠へ続く山の稜線で境している。集落や耕地は木曾川沿いに散在し、中心は宮越(みやのこし)宿で、中山道沿いに街村をなし、駒ヶ岳北西麓には広大な洪積層の一大高原が開け、その末端の木曾川の段丘上に旧原野(はらの)村の幾つかの集落が散在している。この付近は、木曾谷北部には珍しい幾段かの河岸段丘が発達した肥沃の地で、早くから開け、縄文前期から平安末期までの遺跡が村一帯に広く分布している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by