日者(読み)にっしゃ

精選版 日本国語大辞典 「日者」の意味・読み・例文・類語

にっ‐しゃ【日者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. さきごろ。昔日往日
    1. [初出の実例]「日者賁臨之恵、未図報、重以徳音」(出典:南郭先生文集‐初編(1727)九・答卓上人)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐趙策〕
  3. 日の吉凶を卜する者。占い者。〔史記‐日者伝集解〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「日者」の読み・字形・画数・意味

【日者】につしや

占候する人。また、さきごろ。〔後漢書、光武帝紀下〕(建武二十二年)九戊辰、地、震裂す。制詔して曰く、日(さきごろ)地震ひ、南陽尤も甚だし。~今震裂す。咎(とがめ)君上に在り。其れ南陽をして今年の田租・芻(すうかう)を(いた)すこと勿(なか)らしめよ。

字通「日」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android