日霽(読み)にっせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日霽」の解説

日霽 にっせい

1349-1405 南北朝-室町時代の僧。
貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年生まれ。日蓮宗。京都妙顕寺の朗源に師事し,永和4=天授4年同寺住持となる。公武との親密な関係が反発をうけ,嘉慶(かきょう)元=元中4年比叡山衆徒に寺を破却され若狭(わかさ)にのがれる。明徳4年京都にもどり,妙顕寺を妙本寺とあらためて再興した。応永12年11月4日死去。57歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。著作に「顕底鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android