日本歴史地名大系 「旦島村」の解説 旦島村だんのしまむら 岐阜県:岐阜市旧厚見郡地区旦島村[現在地名]岐阜市旦島・旦島宮町(だんのしまみやまち)・旦島中町(だんのしまなかまち)・旦島西町(だんのしまにしまち)・明神町(みようじんちよう)・宮浦町(みやうらちよう)・守口町(もりぐちちよう)瓢箪形の島(しま)輪中の底部北にあたり、東は萱場(かやば)村、南は北島(きたじま)村・中島(なかじま)村。村名は伊自良(いじら)川筋を旦川と称したことによるとされる。史料には旦島輪中ともみえる。集落は村中央にあり、本郷(ほんごう)・宮(みや)(宮前村)・更屋敷(さらやしき)の三つに分れる。永禄一〇年(一五六七)一一月日、織田信長は旦島のうち二〇貫文を坂井利貞に、一〇貫文を山田七郎五郎に与えている(「織田信長朱印状」坂井遺芳など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by