旧ソ連抑留

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旧ソ連抑留

旧ソ連は第2次大戦末期の1945年8月に対日参戦するとともに、指導者スターリンの指令に基づき旧満州などで日本の将兵民間人を捕らえて抑留し、強制的に働かせた。「シベリア抑留」として知られるが、抑留先は中央アジアや欧州方面などソ連全土、さらにモンゴルにも及んだ。多くは50年代半ばまでに帰国したが、10年以上抑留されたケースも。厚生労働省推計によると抑留者は計約57万5千人。寒さや飢え、重労働のため約5万5千人が死亡した。(共同)

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