旧飾磨市地区(読み)きゆうしかましちく

日本歴史地名大系 「旧飾磨市地区」の解説

旧飾磨市地区
きゆうしかましちく

昭和一五年(一九四〇)に成立した飾磨市の旧市域にあたる。東はいち川下流から、西は夢前ゆめさき川下流にかけての播磨灘沿いに位置し、東西約五キロ、南北約三・五キロ。飾磨市成立当時の面積一六平方キロ余、人口三万五千人余。大部分が標高五メートル以下の低地で、南東部の妻鹿めが地区と北西部の山崎やまさき地区に小規模な山地がみられる。市川と夢前川の間を野田のだ川と船場せんば川が流れて海に注ぐが、その河口部の入江に飾磨市成立の母体となる飾万しかま津が発達した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android