早便(読み)ハヤビン

デジタル大辞泉 「早便」の意味・読み・例文・類語

はや‐びん【早便】

郵便や乗り物などで、その日の早い時間に出発したり到着したりするもの。⇔遅便おそびん
早飛脚はやびきゃく」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「早便」の意味・読み・例文・類語

はや‐びん【早便】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 郵便や飛行機などで、日にいくつもの便がある場合、その日のうちで早く出発したり到着したりするもの。⇔遅便
  3. はやびきゃく(早飛脚)
    1. [初出の実例]「正月十四日迄に壱番校合不残取揃、早便を以、大坂板元へ登せ候処」(出典:殿村篠斎宛馬琴書簡‐文政一〇年(1827)三月二日)

はや‐だより【早便】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 至急のしらせ。
  3. 早く便りが届くこと。また、その便り。特に江戸時代飛脚屋江戸と京坂の間を七日間で届けた書状のこと。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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