早成(読み)ソウセイ

デジタル大辞泉 「早成」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい〔サウ‐〕【早成】

早く成し遂げること。
心身が普通より早く発達すること。早熟。
少年―の人ありといえども」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「早成」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい サウ‥【早成】

〘名〙
① 事を早く成し遂げること。
② 早く心身の熟すること。早く大人びること。早熟。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「堅定の志、勉強の力ある人にあり。其中に、少年早成の人ありと雖ども」 〔蜀志‐諸葛瞻伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「早成」の読み・字形・画数・意味

【早成】そう(さう)せい

早くおとなびる。夙成。〔三国志、蜀、諸瞻伝〕(諸)亮~兄瑾(きん)に與ふる書に曰く、瞻(せん)、今已(すで)に(そうけい)愛すべきも、其の早(いと)ふ。重と爲らざるをるるのみ。

字通「早」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android