早手回(読み)はやてまわし

精選版 日本国語大辞典 「早手回」の意味・読み・例文・類語

はや‐てまわし‥てまはし【早手回】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「はやでまわし」とも ) そうあることを予期して早めに準備・手配を整えておくこと。事の起こる前に素早く手配りをすること。手回しが早いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「兎角てきぱきと早手(ハヤテ)まはしな事がはやる世の中」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
    2. 「先方へ行って悔って来るのが早手廻(ハヤデマハシ)だ」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

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