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早米 はやまい

世界大百科事典 第2版の解説

はやまい【早米】

早熟の稲すなわち早稲(わせ),または,その早稲を玄米などにして領主に一定期限内に年貢として納入したものをいう。〈そうまい〉とも読む。古代律令制でも早・晩の区別があったが,中世成立期になると,〈なかて(中稲)〉が現れ,早稲・中稲・晩稲(おくて)の区別が成立する。早稲の収穫期は,陽暦で8月中旬~9月中旬,中稲は10月上旬~中旬,晩稲は11月上旬~中旬ごろとみられる。早稲を領主に納入するものが早米,中稲を納めるものが中米,晩稲を納めるものが後米であると,一応考えられよう。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の早米の言及

【早米】より

…早稲の収穫期は,陽暦で8月中旬~9月中旬,中稲は10月上旬~中旬,晩稲は11月上旬~中旬ごろとみられる。早稲を領主に納入するものが早米,中稲を納めるものが中米,晩稲を納めるものが後米であると,一応考えられよう。夏の渇水期前に出穂する早米(早稲)は,干害・風水害などに遭いにくいので有利であった。…

※「早米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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